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トップチャック式シャープペンの良さを伝えたい

この記事作成中にノートPCのバッテリーが切れ白紙になったので絶賛萎え期の無果汁ぽんずです。先月はなんだかんだ忙しいし、記事書いてみれば消えるし更新が遅くなっても仕方がないよね?

 

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言い訳は程々に、今回はトップチャック式シャープペンの良さを伝えていきます。このタイプのシャープペンを見つけるに至った経緯も書いていこうと思うので、同じような悩みを持っている方に役立てたら思います。

 

トップチャック式シャープペンとは?

まずトップチャック式シャープペン(以下トップチャック式)がどのような機構なのか、それに関する遷移をこちらのサイトでわかりやすく解説されてます。

 

suzumiya.press - 残り芯を減らす技術

 

簡単に説明するとシャープペンの先端に切れ込みが入り、爪のようになって芯を固定する機構のことですね。残り芯が少なくなるメリットがあります。

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画像が不鮮明なのはお気になさらず…

 

 デメリットとしては

  • ノックの感触が固い
  • 先端で強く固定しているため芯が折れやすい

などが挙げられます。筆圧が強い人は消費が早い=ノック回数が多い、ですし折れやすいため向いてないかもしれません。

 

おまけで一般的なシャーペンの機構を解説しているサイトを載せておきます。

 

一般的なシャープペンシルのしくみ

 

この記事↑にあるように一般的なシャーペンにもチャックと呼ばれる部分があるのでトップチャック式をチャック部分が2つあることからツインチャック式呼ぶこともあるようで。

 

トップチャック式シャープペンのここが良い!

トップチャック式の良さを紹介する前に突然ですが僕のシャーペンに対する悩みを3つほど。

悩み①片減りが発生する

鉛筆系のペンは芯先の削れ方が偏り(片減り)、結果文字が太くなるという欠点があります。対策として極細芯のシャーペンがありましたが、2008年にク◯トガが発売され万事解決されました。
…しかし悲しいかな、既に私はペン自体を少しずつ回して片減りを防ぐ技を体得し、不幸にもクル◯ガと回転方向が一致してしまい相殺(癖で回しちゃう)。また他にも苦手な仕様がありアンチ◯ルトガとなっていくのでした…。
クルトガに関してはまた別に記事を書きたいですね

悩み②残り芯(残芯)が多い 

先ほどのサイトの画像を見ていただくと分かるのですが、シャーペンには芯チャックと口金という部分があります。普通は芯チャックで固定してるため芯が落下することはないですが、固定できない長さになると口金だけで支えるため落下することがあります。(口金の直径の精度が高いため摩擦でなかなか落ちませんが)
 
それを解決するにはトップチャック式(ゼロシン機構)及び新ゼロシン機構を搭載したシャーペンが輝きます。芯を先端(口金)で固定しているためギリギリまで使えるのですね。残芯○mmと謳う商品の多くはこの機構を搭載し、経済的であるのは間違いないです。愛用しているグラフ1000も残心が多い…

悩み③芯を固定できてない部分が長すぎる

さてこの悩みはマニアックだし、何を言っているんだ?と思われても仕方ありません。この悩みは①と②の複合で、芯が短くなり口金のみ(新ゼロシン機構を含む)で固定されてる場合に起こります。芯チャックで固定されてなくとも筆記はできますが、芯は落下したり、何より回転してしまいます。これの何がマズいのかというと片減りを無くそうとペンを180度回転させても片減り面に戻ってしまうんです。
何が言いたいんだ?という方のための↓
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絵で説明しても分かってくれる人は多くないと思いますが、クルトガを使っていて「全然尖らないじゃん!」と感じている人や、私のようなセルフクルトガ体得者になら理解できるはず。字が太くなったからとペンを回転させても芯が嘲笑うように『クルッ(笑)』ってなるんです💢それで泣く泣く芯を交換し、1/4程が無駄になる日々。僕は何本の芯を犠牲にしてきたのでしょうか…。

 

 

ここまでに3つ程悩みを紹介しましたが、シャーペンの機構によって一長一短があります。そして③の悩みを解決してくれるのがトップチャック式シャープペンなんです!!!(ここまで来るのに長かった…)

文頭で述べたようにトップチャック式は先端の爪のような部分で芯をガッチリ固定するため使い切るその時まで勝手に回転することはありません!もちろん残心数mmです!

素晴らしいの一言に尽きます。

 

オススメのトップチャック式シャープペン

 最後に今回僕が探した中でオススメしたいトップチャック式2つと+α紹介します。と言ってもそもそもの種類が少ないのですが…

 

プラチナ万年筆【ゼロシン/ZeroShin】

 このシャープペンがトップチャック式を一躍有名にしたと言っても過言ではないでしょう。

製造は日本製万年筆の代名詞的な存在であるプラチナ。2016年のG7にて各国首脳の贈呈用万年筆を作った会社。そんな会社が作るのですから品質はもちろんのこと書き心地も良し。特にノックの音と重さにうっとりしますね。それでこの価格ですから驚き。

欠点を挙げるならグリップが特徴的なので苦手な人がいるかも。かく言う僕もペンの下の方を持つので出っ張りが気になりました。あとセルフクルトガ体得者なのでクリップが邪m

 

無印良品【ABS 最後の1㎜まで書けるシャープペン】

MUJIお馴染み、読んで字の如くの商品ですw。そして今回僕が買ったトップチャック式がこれ!ゼロシンと最後まで悩みましたがグリップ問題でこちらが勝利。

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チャック部分で固定できる長さを愛用しているグラフ1000と比較すると一目瞭然。あくまで芯を固定できる長さですがトップチャック式がいかに最後まで使えるか分かったと思います。長所は万人受けのグリップもありますがなにより安い!無印良品さまさまです。トップチャック式は詰まると分解して直せないのでこの値段なら惜しみなく使えそうです。ただし材質は値段相応って感じですかね。

 

そして+αは試していないが紹介したい商品。

 パイロット【クラッチポイント】

 実はトップチャック式の先駆けであるクラッチポイントが一新されて発売されてたんです。前のモデル(HGW~)と打って変わってシンプルでメタリックなデザインに(NGWN~)。見た目の美しさだけで衝動買いしそうで困る(笑)。品質は有名文房具メーカーパイロットの名のもとに保証されることでしょう。

どっかで試し書きできないかな~。書き心地が気になる~~。

 

 

さて奥深き(主に僕の悩みが)トップチャック式シャープペンの世界を味わってもらえたでしょうか?もし文房具コーナーなどに立ち寄った際はペンの先端を見てトップチャック式を探してみてください!ではでは!!

 

 

Twitterで細々とつぶやいてるので絡んでくれると励みになったりMuu (@0_P0N)